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開発Tips(2026-01-05)
`find`で検索した結果を`xargs`に渡して、柔軟なコマンド実行を効率的に行う方法です。大量のファイルに対して一括で処理を適用したり、特定の条件を満たすファイルのみを対象にしたりする際に非常に強力です。
技術・言語・ツール: find と xargs
findで検索した結果をxargsに渡して、柔軟なコマンド実行を効率的に行う方法です。大量のファイルに対して一括で処理を適用したり、特定の条件を満たすファイルのみを対象にしたりする際に非常に強力です。
findとxargsを組み合わせて複数ファイルに一括操作
findコマンドで特定条件のファイルを検索し、その結果をxargsコマンドにパイプで渡すことで、見つかったファイルそれぞれに対して任意のコマンドを実行できます。これにより、スクリプトを書かずに複雑なファイル操作をワンライナーで実現できます。
コード例:
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特定の拡張子のファイルをすべて削除する カレントディレクトリ以下にあるすべての
.logファイルを削除します。find . -name "*.log" -print0 | xargs -0 rm -
複数ファイルに対して特定の文字列を検索する カレントディレクトリ以下にあるすべての
.jsファイルの中から”console.log”を含む行を検索します。find . -name "*.js" -print0 | xargs -0 grep "console.log" -
特定のファイル名を変更する カレントディレクトリ以下にあるすべての
temp_で始まるファイルの接頭辞をbackup_に変更します。find . -name "temp_*" -print0 | xargs -0 -I {} mv {} "$(echo {} | sed 's/^temp_/backup_/')"
注意点・おすすめポイント:
-print0と-0の利用: ファイル名にスペースや特殊文字が含まれる場合でも正しく処理するために、findの-print0オプションとxargsの-0オプションを組み合わせて使用することを強く推奨します。これにより、NULL文字で区切られたファイル名を安全にxargsに渡すことができます。-I {}でプレースホルダーを指定:xargs -I {}を使うと、findからの入力が{}に置き換えられ、より複雑なコマンドを実行できます。上記のファイル名変更の例がこれに該当します。-Pで並列処理: 大量のファイルに対して処理を行う場合、xargs -P N(Nは並列で実行するプロセス数) を指定することで、処理時間を大幅に短縮できることがあります。rm -iやmv -iとの組み合わせ: 削除や移動などの破壊的な操作を行う前に、安全のためにrm -iやmv -iのように確認を求めるオプションをテスト段階で使用することを検討してください。本番環境での実行前には細心の注意を払ってください。