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既存のログ出力と組み合わせることも可能

Python 3.8以降で利用できるf-stringのデバッグ表示機能は、変数名とその値を効率的に確認するのに役立ちます。複雑なデバッガを起動せずに、コード中に一時的なログ出力を追加する際の時間短縮に貢献します。

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Python 3.8以降で利用できるf-stringのデバッグ表示機能は、変数名とその値を効率的に確認するのに役立ちます。複雑なデバッガを起動せずに、コード中に一時的なログ出力を追加する際の時間短縮に貢献します。

f-stringで変数の値と名前を同時に出力してデバッグを高速化 Python 3.8からf-string内に=を追加することで、変数の名前とその評価結果を自動的に表示できるようになりました。これは、特に多数の変数の状態を一時的に確認したい場合に非常に便利です。

name = "Alice"
age = 30
city = "New York"
is_active = True

print(f"{name=}")
print(f"{age=}")
print(f"{name=}, {age=}, {city=}, {is_active=}")

# 既存のログ出力と組み合わせることも可能
def calculate_tax(income, rate):
    tax = income * rate
    print(f"DEBUG: {income=}, {rate=}, {tax=}")
    return tax

total_tax = calculate_tax(50000, 0.15)
print(f"Total Tax: {total_tax}")

# 式も展開可能
x = 10
y = 20
print(f"{(x + y) * 2=}")

注意点・おすすめポイント

  • Python 3.8以降でのみ利用可能です。古いバージョンでは構文エラーになりますので注意してください。
  • 一時的なデバッグ用途に非常に強力ですが、本番環境での永続的なログ出力には、標準のloggingモジュールや専用のロギングライブラリを使用することをお勧めします。
  • f"{variable=!s}"のようにフォーマット指定子と組み合わせることもできます(!sstr()を適用する)。
  • 複雑な式でも利用でき、その式の評価結果が表示されるため、中間結果の確認にも便利です。