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開発Tips(2025-12-01)
Docker Composeを活用することで、複数のコンテナで構成されるアプリケーションの定義、実行、管理を容易にし、開発環境の一貫性と再現性を高めます。複雑な設定をYAMLファイルに記述することで、コマンド一つで環境を構築・起動できます。
Docker
Docker Composeを活用することで、複数のコンテナで構成されるアプリケーションの定義、実行、管理を容易にし、開発環境の一貫性と再現性を高めます。複雑な設定をYAMLファイルに記述することで、コマンド一つで環境を構築・起動できます。
Docker Composeでサービス間の依存関係を解決
Docker Composeでは、各サービス間の依存関係を depends_on オプションで明示的に記述できます。これにより、コンテナの起動順序を制御し、アプリケーションが正しく動作することを保証します。
説明:
複数のコンテナが連携するアプリケーションでは、特定のコンテナが起動する前に、他のコンテナが起動している必要があります。例えば、Webアプリケーションがデータベースに接続する場合、データベースコンテナが先に起動していなければ、Webアプリケーションは正しく動作しません。depends_on オプションを使用することで、Docker Composeはこれらの依存関係を理解し、適切な順序でコンテナを起動します。
例:
version: "3.9"
services:
db:
image: postgres:13
restart: always
environment:
POSTGRES_USER: example
POSTGRES_PASSWORD: example
POSTGRES_DB: example
volumes:
- db_data:/var/lib/postgresql/data
web:
build: .
ports:
- "8000:8000"
depends_on:
- db # dbサービスが起動してからwebサービスを起動する
environment:
DATABASE_URL: postgres://example:example@db:5432/example
restart: always
volumes:
db_data:
注意点:
depends_onはコンテナの起動順序を保証しますが、依存するサービスが完全に利用可能になるまで待機するわけではありません。アプリケーション側でデータベース接続が確立されるまでリトライするロジックなどを実装する必要がある場合があります。- 循環依存 (AがBに依存し、BがAに依存する) を作成しないように注意してください。Docker Compose は循環依存を検出できません。
おすすめポイント:
- アプリケーションの規模が大きくなるほど、コンテナ間の依存関係管理は重要になります。Docker Composeの
depends_onオプションを活用することで、複雑なアプリケーションでも安定した動作を保証できます。 - データベースの初期化スクリプトの実行など、より複雑な依存関係の解決には、wait-for-it.shのようなユーティリティと組み合わせるとより柔軟な対応が可能です。