開発Tips(2025-11-21)
データベースのパフォーマンス改善におけるSQLクエリチューニングのTipsです。適切なインデックスの利用、実行計画の確認、非効率なクエリの書き換えなどを通して、データベース処理速度を向上させます。
SQL
データベースのパフォーマンス改善におけるSQLクエリチューニングのTipsです。適切なインデックスの利用、実行計画の確認、非効率なクエリの書き換えなどを通して、データベース処理速度を向上させます。
SQLクエリの実行計画を確認してボトルネックを特定する
SQLクエリのパフォーマンス改善には、まず実行計画を確認し、ボトルネックとなっている箇所を特定することが重要です。実行計画は、データベースがどのようにクエリを実行するかを示しており、どのテーブルにアクセスしているか、どのインデックスを使用しているか、どの結合アルゴリズムを使用しているかなどの情報が含まれています。
説明:
多くのデータベースシステムは、クエリの実行計画を表示する機能を提供しています。例えば、MySQLでは EXPLAIN コマンドを使用します。PostgreSQLでは EXPLAIN ANALYZE コマンドがより詳細な情報を提供します。実行計画を見ることで、フルテーブルスキャンが発生しているか、インデックスが適切に使用されていないか、複雑な結合処理が実行されているかなどを把握できます。
コード例 (MySQL):
EXPLAIN SELECT * FROM orders WHERE customer_id = 123;
説明:
このコマンドを実行すると、MySQLはordersテーブルからcustomer_idが123のレコードを検索するクエリの実行計画を表示します。
コード例 (PostgreSQL):
EXPLAIN ANALYZE SELECT * FROM orders WHERE customer_id = 123;
説明:
このコマンドを実行すると、PostgreSQLはordersテーブルからcustomer_idが123のレコードを検索するクエリの実行計画と実際の実行時間に関する情報を提供します。
注意点:
- 実行計画は、データベースの統計情報に基づいて生成されます。統計情報が古い場合、実行計画が最適でない可能性があります。定期的に統計情報を更新するようにしましょう。
- 実行計画の解釈にはある程度の知識が必要です。ドキュメントやオンラインリソースを参照しながら、実行計画の意味を理解するように努めましょう。
おすすめポイント:
- 実行計画を確認することで、クエリのパフォーマンス問題の根本原因を特定しやすくなります。
- ボトルネックを特定したら、インデックスの追加、クエリの書き換え、データベース設定の調整などの対策を講じることで、大幅なパフォーマンス改善が期待できます。