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今日の開発Tips(2025-08-07)
データベース操作において、頻繁に発生するSQLインジェクション脆弱性を防ぐための、パラメータ化クエリ(プリペアドステートメント)の活用方法を紹介します。パラメータ化クエリは、SQL文とデータ部分を分離することで、SQLインジェクション攻撃からアプリケーションを保護します。これにより、データベースへの不正なアクセスやデータ改ざんを防ぎ、アプリケーションのセキュリティを向上させることができます。
パラメータ化クエリによるSQLインジェクション対策
データベース操作において、SQL文に直接ユーザー入力などの動的な値を埋め込むと、SQLインジェクション攻撃の脆弱性が生じます。これを防ぐために、パラメータ化クエリ(プリペアドステートメント)を使用しましょう。パラメータ化クエリでは、SQL文とデータ部分を分離して処理するため、ユーザー入力値がSQL文として解釈されることを防ぎます。
Python (psycopg2を用いた例):
import psycopg2
conn = psycopg2.connect("dbname=mydatabase user=myuser password=mypassword")
cur = conn.cursor()
# ユーザー入力値
username = "user'; DROP TABLE users;--" # 悪意のある入力例
# パラメータ化クエリ
cur.execute("SELECT * FROM users WHERE username = %s", (username,))
# データの取得
users = cur.fetchall()
# 結果の処理
for user in users:
print(user)
cur.close()
conn.close()
注意点:
- 使用するデータベースドライバやデータベースシステムによって、パラメータ化クエリの記述方法は異なります。
- 適切なエラー処理と例外処理を組み合わせることで、より堅牢なコードを作成できます。
- パラメータ化クエリはSQLインジェクション対策として非常に有効ですが、他のセキュリティ対策と組み合わせることが重要です。
おすすめポイント:
パラメータ化クエリは、開発初期段階から導入することで、後々のセキュリティ問題を大幅に軽減できます。わずかなコード変更で大きな効果を得られるため、積極的に採用することをお勧めします。