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今日の開発Tips(2025-06-29)

データ構造の選択は、アプリケーションのパフォーマンスに大きな影響を与えます。適切なデータ構造を選択することで、検索、挿入、削除などの操作の効率を大幅に向上させることができます。本Tipsでは、リストと辞書を使い分ける際のポイントを説明します。

データ構造の賢い選択:リスト vs. 辞書

リストと辞書はPythonで頻繁に使用されるデータ構造ですが、用途によって使い分けることでコードの効率性が大きく変わります。リストは順序付きの要素の集合で、インデックスでアクセスします。辞書はキーと値のペアで構成され、キーを使って値にアクセスします。

リストを使うべきケース:

  • 要素の順序が重要である場合
  • 要素にアクセスする際にインデックスを使用する場合
  • 要素の繰り返し処理が必要な場合

辞書を使うべきケース:

  • 要素をキーで一意に識別したい場合
  • 要素への高速なアクセスが必要な場合
  • データをキーと値のペアで表現したい場合
# リストの例: 学生のリスト
students = ["Alice", "Bob", "Charlie"]
print(students[0])  # Alice

# 辞書の例: 学生の成績
grades = {"Alice": 90, "Bob": 85, "Charlie": 95}
print(grades["Alice"])  # 90

注意点:リストは要素へのアクセスにO(n)の時間、辞書はO(1)の時間(平均)がかかります。要素数が多い場合、辞書の方が高速です。ただし、辞書はキーの一意性が必須です。リストと辞書の特性を理解し、状況に応じて適切なデータ構造を選択することで、コードの効率性を高めましょう。